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施設・設備

御池眼科 池田クリニックでは、緑内障の検査や治療のために最先端の機器を多数取り揃えています。ここではその一部をご紹介します。

高度眼機能検査およびレーザー治療室

眼底検査機器として光干渉断層計(OCT)
3台+眼底カメラ1台を設置

1.RS-3000 Advance
2.3D OCT-2000シリーズ
3.スウェプトソースOCT DRI OCT Triton
4.無散瞳眼底カメラ

1. RS-3000 Advance
水平12mmスキャンに対応し、黄斑から乳頭までの硝子体/網膜/脈絡膜を精細に観察しますことが可能です。長眼軸長モード搭載。
固視追尾機能付きで患者さんの負担軽減します。
フォローアップ撮影、解析に対応し、経時的変化を詳細に観察。

2. 3D OCT-2000シリーズ
OCT+カラー眼底カメラを1台に集約した特長があります。

3. スウェプトソースOCT DRI OCT Triton
硝子体から脈絡膜まで鮮明に描写。 次世代の OCT:Swept Source テクノロジー。
究極のオールインワン、眼底カメラと融合した業界唯一のSwept Source OCT 。

屈折度測定装置
・【レフラクトメータ(屈折度測定)】眼の屈折(近視・遠視・乱視)を測定します。
・【ケラトメータ(角膜曲率半径測定)】角膜の曲率半径を測定します。
・【ノンコンタクトメータ(眼圧測定)】眼球内の圧力(眼の硬さ)を測定します。

角膜曲率半径測定装置
・【ノンコンタクトトノメータ(眼圧測定) 】眼球内の圧力(眼の硬さ)を測定します。
・【パキメータ(角膜厚測定)】角膜の厚みを測定します。

調節機能測定付オートレフケラトメータ
【オートレフケラトメータARK-1 DVD従事者、疲れ目を訴える方】
・より広い瞳孔領域を使用した屈折度を測定)
・眼透光体の混濁状態を把握(徹照像撮影 & NIDEK Cataract Index)
・調節力測定(アコモドメータ機能搭載)

角膜内皮細胞測定
角膜の一番内側の内皮細胞の数や大きさ、形を調べる検査です。
内皮細胞とは・・・角膜は表面から上皮細胞、ボーマン膜、実質、デスメ膜、内皮細胞の5層で形成されています。内皮細胞は、角膜の透明度を保つという、とても重要な役割を果たしていて、この細胞は分裂をしないため、一度数が減ると増えることはない。

角膜前眼部形状解析装置
角膜前眼部の表面に同心円をたくさん反射させてその反射像を撮影し、角膜のわずかな歪み、 へこみを発見します。

ゴールドマン視野計
お椀状の装置の上を光点が移動し、視野を測っていきます。緑内障の他、視神経疾患、頭の中の病気などによる視野の異常がないか調べることができます。視野全体の形状を知ることができます。

ハンフリー視野計
お椀状の装置の上を光点が移動し、視野を測っていきます。緑内障の他、視神経疾患、頭の中の病気などによる視野の異常がないか調べることができます。ゴールドマン視野計と比べて、視野の中心を詳細に調べることができます。

YAGレーザ兼SLTレーザー
マルチカラーレーザー
白内障手術後に水晶体の袋が濁る後発白内障(YAG)や緑内障の急性発作の解除(マルチカラー+YAG)や通常の緑内障の眼圧を下げる治療(SLT)を行います。

OCT(光干渉断層計)
眼底に弱い赤外線を当て、反射して戻ってきた波を解析して、網膜の断層を描き出すことができます。視神経線維の状態を調べることで、緑内障の進行度を調べることができます。

無散瞳眼底カメラ
眼底カメラで、眼底を散瞳剤を使わずに撮影することができ、緑内障や網膜疾患等を診断します。

エキシマレーザ
PTK(治療的角膜表層切除術)
:角膜ジストロフィー

UBM(超音波生体顕微鏡)
超音波を使って前眼部の断面の観察ができます。ほかの機器では観察しにくい毛様体の観察が可能です。特に角膜混濁などがある場合などの前房内の透見性の悪い症例において大きな威力を発揮します。
・Bモード:投稿混濁などがあり眼内が観察できない時、眼窩内病変の診断に使う。
・UBM:前眼部エコー(隅角・毛様体・脈絡膜まで観察可能です)

ゴールドマン視野検査の特徴(動的量的視野検査)

 1. 高齢者、小児、視力不良例でも測定可。
 2. 視野の全体を捉えることができます。
 3. 検査時間は片眼平均10分~20分。

OCT画像

1. スウェプトソースOCT DRI OCT Triton

・硝子体から脈絡膜まで鮮明に描写。
・究極のオールインワン、眼底カメラと融合した業界唯一のSwept Source OCT

2. 3D OCT-2000

CT+カラー眼底カメラを1台に集約した特長に加え、さらに FA、FAF 撮影も可能です。

3. RS-3000 Advance

・固視時間が比較的短いため患者さんの負担が少ないです。
・固視追尾機能付きで患者さんの負担軽減します。
・長眼軸長モードが搭載されています。
・フォローアップ撮影、解析に対応し、過去の結果を詳細に経時的に観察できます。

視力検査室

自動視野検査は5台設置

1. ハンフリー800(フォーラムソフト導入)
2.3. ハンフリー7502台
4. オクトパス900
5. オクトパス600

1~3. ハンフリー静的自動視野計
・静的視野検査(一点を注視し、様々な位置に明るさの違う光が出るので、光が見えたらブザーを押す検査)で、早期の緑内障の視野障害の検出に優れています。
・中心部の視野(中心30度および10度)を詳しく知ることができますます。検査時間は片眼10分程度かかります。
・フォーラムソフトのシステムを導入により集中管理ができます。

4. オクトパス900 静的自動視野計
・静的視野検査(一点を注視し、様々な位置に明るさの違う光が出るので、光が見えたらブザーを押す検査。)
・オクトパスの測定時間については同じ30°の範囲内であれば平均3分短い時間で測定が可能です。
・オクトパスの測定ポイントは網膜神経線維走行に沿った測定ポイントとなっていることが特徴です。

5. オクトパス600 静的自動視野計
・オクトパス600は従来の視野計とは違いTFTモニターで刺激と背景を作成します新しいタイプの視野計です。
・この視野計には早期緑内障の検出に優れたパルサー視野測定が搭載されています。
・パルサーでの検査時間は片眼4分程度です。
・ハンフリー視野検査がしんどくてできない人でも、パルサーは測定時間が短く、指標が見やすいですために検査しやすいです。

静的量的視野検査結果

オクトパス600視野検査パルサー測定
ハンフリー視野検査30-2測定

①~③ハンフリー自動視野検査

  • 主にに中心部の視野(中心30°以内)を詳しく知ることができます(検査時間:片眼平均8分)。
  • 世界的にZeiss社のハンフリー視野計が一番普及しているため、他院での過去の検査と比較がしやすいです。
  • Forumのシステム導入により集中管理でき、迅速に各患者のデーターにアクセスすることができ、また過去のデーターも一括管理できます。

④オクトパス900視野検査

  • オクトパスは緑内障で早期に異常が出やすいです網膜神経線維走行に沿った点が測定ポイントとなっている。
  • オクトパス900の中心30°の検査時間は片眼平均6分と短く、患者さんの負担が少ないです。
  • 固視監視カメラが搭載されていて、固視不良になると検査が中断するため、信頼性が得られやすいです。

⑤オクトパス600視野検査

  • オクトパス600には早期緑内障の検出に優れたPulsar視野測定プログラムが搭載されています。
  • Pulsar視野測定とは視標が波紋状(渦巻き)に広がるタイプの検査で測定点は59点。
  • 片眼の検査時間が平均3分~4分と短く、患者さんにとって比較的楽に検査ができます。